« 「チャロー!インディア:インド美術の新時代」 | トップページ | 三瀬夏之介展 ~冬の夏~ »

2009年2月17日 (火曜日)

全光榮(チョン・クァンヨン)展 世界を魅了した韓紙アートの傑作

インディアの方を見に来て、こんなのもやっているのか?と思って入った展覧会。
客も、インディアに比べてかなり少ない。

しかし、これはいいです。期待していなかった効果もあるかもしれないが、おそらくそうではない。

韓国(アジア)の伝統と、西洋近代美術の融合であり、驚くべき労力(さすがにアシスタントとかいるのだろうか)がかかっており、品性を保ちつつ、変に主張をするわけでもないのに、やたら力を感じる割には、純粋に美しい。

インディアと比べてしまう。すべてではないが、直接的で、分かりやすい主張であり、おまけに簡単に作れてしまうものが多くて、美しくも無い。

どちらも美術というか、表現手段なのだろうと認めているが、全光榮は、圧倒的に引き込まれるすばらしさ。

見ていて、思い浮かんだのは、エミリーウングワレーとの相似
土着の文化と西洋近代美術との融合という意味で似ているが、こちらの方が、圧倒的に技巧的であるし、大きな違いは、西洋美術を知らないでやっていること、知っていてやっていることの違いだろうが、それ以上は、私には考察できない。

韓紙の作品のすごさに隠れがちだが、実はドローイングの作品もよい。こちらもワングレーとの類似を感じる。

よく見ると韓紙に書かれた漢字?が見えるのもなんかよい。

人が少なくて、鑑賞環境もよかったこともあるだろうが、最近見た中では、ほとんど唯一感銘を受けた展覧会であった。

会期初めだからかブログを検索してもあまり評価が入っていないが、会期が1ヶ月くらいしかない。
もう一度、体調を整えて見にきたい。

隣の国にこんなすごい作品があったとは、まだまだ、美術探訪はやめられないのである。

|

« 「チャロー!インディア:インド美術の新時代」 | トップページ | 三瀬夏之介展 ~冬の夏~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46144/44095941

この記事へのトラックバック一覧です: 全光榮(チョン・クァンヨン)展 世界を魅了した韓紙アートの傑作:

« 「チャロー!インディア:インド美術の新時代」 | トップページ | 三瀬夏之介展 ~冬の夏~ »