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2009年3月29日 (日曜日)

マーク・ロスコ 瞑想する絵画

平日の朝一に見た。客は、ほぼひとり。

マークロスコは、結構見ているが、手抜きの現代美術作家程度にしか思っていなかった。わかっていなかった。わかろうともしていなかった。

しかし、この展示は、深く感動した。圧倒的である。ロスコにとどまらず、このような抽象絵画自体の存在意義の一端をやっと、理解できたように思う。いや、もっと広く、芸術の底知れない力、幅広さを理解したのかもしれない。

オーディオガイドのモーツアルトの弦楽も高音質で、音楽と絵画に包まれる。まさしく包まれるのである。

ニューマンのアンナの光もすばらしい。芸術に圧倒される感覚。その中で、神か、自分か、宇宙か何かの中にある、何かが見えるような感覚にさせる。芸術の力。

なお、カタログも買ったが、よくわからなかったことが、2つ、1つは、ロスコのシーグラム絵画すべてが来ているわけではないこと、テートの作品も全部来てない。これはなぜなのか?どうやって選んだのか?
もうひとつは、この作品が、DICに入った理由。多分、オークションとかで購入しただけだろうが、テートへの経緯をこんなに丁寧に説明されると、そちらが気になるのである。

とにかく、大概の展覧会では驚かなくなっているが、これには驚いたのである。

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» 「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」 川村美術館 ロスコ・ルームで鑑賞する K.593に痺れる(1) [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
ずっと工事中だった川村記念美術館(佐倉)が2月下旬に再オープン。 すると、「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」展が再オープン記念で始まった。 先日アップしたように(2009-03-11)必見の展覧会。 なのだが、その場所が千葉市佐倉市の「南・西・端」 ゴルフがあった時でもと甘く考えていると、あっという間にあと2ヶ月が過ぎそう(汗) ということで今日とにかく行ってきた。 今回の目玉は「シーグラム壁画」による新・『ロスコ・ルーム』。 だがそっちの話に入る前に今回の鑑賞の環境について書いておきたい... [続きを読む]

受信: 2009年4月 5日 (日曜日) 21時09分

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