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2009年4月19日 (日曜日)

歴史の歴史

ずいぶん、人が来ている。若い人が多い。
現代美術の展覧会はホントに、人が来るようになった。
アートバブルがはじけたとか言われている時代、やや遅れて、日本ではブームとなっている感じ。
たしか、エッセンシャルペインティングのときは、これほど、人は来てなかった気がする。

しかし、この展示、きつい。申し訳ないが、この作家、世界的に人気らしいが、やっていることが、わからないというか、つまらない。
建物をぼやけてとって、本質を撮るとか、蝋人形を撮ったら、本物かどうかわからないから、虚実がぐちゃぐちゃになるとか言ってるが、それが面白いのだろうか?浅学な私にはわからない。

展示も、なんか、ライティングで、値打ちを上げようとしている感じ。

いろんなものを収集されていて、さぞ、お金がかかったろうとしか、下世話な私には思いいたれず、恥ずかしい限りだが、しかし、現代美術で当たって、さぞ、儲かっているのだろう。

しかし、収集されたものは、奈良やら、京都やら、いや、大阪市立美術館にでも、もっと上質なものがあるのだから、関西で、いや、この日本で、この程度のものの展示をされても、つらい。

それと、つまらないことだが、展示のタイトル表示が暗くて、よく読めない。

そもそも、技術を学ぶために、収集しているというけれど、写真を撮るのに、何の役に立つのか?
実務の細かい作業は、アシスタントとかにやらせている風だし。

ここまで、ずいぶん、悪いことを書いてしまったが、現代美術の方法論は、もっと発展してほしいと思っている。
しかし、この人のやってることが、ブーム的評価をされて、過剰な評価を受けてしまってる感じがしてならない。なんか、簡単な手法で、苦悩もない感じで、そんなものも、芸術なんだろうけれど、とにかく、巨匠だと言うことで、盲目的に若い人たちは、すごいんだろうなと思い、人が集まっているのだろうけど、あるとき、一瞬で、忘れられてしまい、この作家だけならいいのだが、現代美術全体が、見向きもされない時代が、すぐに来てしまいそうで怖いのである。

しかし、かなりしっかりしたギャラリーがついていて、サポートしているんだろうなー

毒舌過ぎるかもしれないが、思ったことを書いてみた。たぶん、私の感受性と、知性がダメなのだろうけれど。

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