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2013年1月 6日 (日曜日)

シャルダン展 ― 静寂の巨匠

この展覧会、よく、この地味な作家を、、よくいろんな美術館から集めているなと感心はする。
ブロガーの評判も高い。

しかし、私には残念ながら、絵を見ても、もひとつ感動というか、感心しなかった。多分に私の芸術鑑識眼の無さなのだろうが、そうではないとして、以下に記す。

納得できないので2回見たのだが、2回目見てやっと分かったのは、この画家、静物画がワンパターン(同じような台に何かが載っているパターン)なのだ。だから新鮮味が無いのだ。

私は、この展覧会を見て、西洋絵画のヒエラルキー、歴史画が一番偉くて、静物画が一番下というあれを、理解した。静物画というのは、基本的に、大衆にはつまらないものなのである。
また、歴史画とか肖像画とか風景画の並んでいる中にあってこその静物画なのであって、静物画ばかり見てもやはり面白くないのではないかと思った。

また、この同じような絵が並ぶさまを見て、当時画家は、やはり、芸術家ではなく、職業画家、商売なのであると実感した。

そのような点で、絵画史の1頁を見ることができて貴重な展覧会であったのだが。

1点、絶対貸し出しはしないと聞いていたフリックコレクションから作品が来ていたのが意外だった。
多分、壁に掛かっているのではないのだろうが、それならOKなんだ。

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