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2015年6月20日 (土曜日)

ルーブル美術館展 京都展 秘密の夜間開館

6/19(金)観てきた。

レベルとか、スタンスとかによるけど、観るべきものは、5,6点かなという感じ。

ちょっと、書いときたいのは、長年、日本で展覧会見てきたけど、こんなことあるんだと驚いたことです。

どうせ、ルーブル展みたいなのは、激混みなんで、会期初めの平日の閉館直前の1時間くらいが空いていて、じっくり見れるタイミングだと思って、見に行ったんです。
で、たぶん、関西の美術好きなら知ってると思うけど、この京都市美術館ってのが、空いてる夜間開館をほとんどやらんところで有名なところ。京都市美術館の職員が、拒んでんのかな?


で、何が驚いたかというと、17時になっても、閉館になる雰囲気がないんですよ。

で、監視員さんに訊いたら、今日は20時までです。団体のお客さんがいるからって。
で、毎週金曜日がそうなんですかって訊いたら、そんなことも無いってこと。

で、それなら、20時まで見ようと思って、そのままいてたら、
確かに、団体の方がどっと入ってこられて、1~2時間くらいかな混みあってきました。でも、昨日の団体さんって、さらっと見ていかれる感じで、その流れをずらすと、各作品、じっくり見れるわけでした。

で、もう、19時くらいになると、ほとんど人がいなくなって、独占状態なわけです。1時間くらい、まさに夢の世界。

お目玉のフェルメール天文学者とマサイスのやつはなめるように見れました。ティツイアーノ、レンブラントは、来てるのそれほどの作品じゃないけど、このあたりもなめました。

小品なので宣伝してないけど、めったにこないブリューゲル(父)の板絵も貴重だなと思いました。

で、そうこうすると、ツアーコンダクターの方だと思いますが、「失礼ですが、読売旅行の方ですか?」って訊かれて、あ、そうか、読売旅行がツアー組んでんのかって分かったんですね。

とにかく、え、こんなことあんのって感じで、家帰って、ネットで「読売旅行」「ルーブル」で検索すると、日本各地から、各地の読売旅行がバスツアーで、ルーブル(+京都観光)みたいなツアーを組んでられるんですね。
で、通常の開館時間に鑑賞時間を当ててる場合もあるんだけど、見つけられんかったが、特別に夜間に開けてる場合もあるんでしょね。

いや、これは、ねらい目ですよ。

フェルメールは、猫も杓子もフェルメールなんで、美術好きにとっては、なんで、フェルメールばっかりって思ってるんですが、で、フェルメールが来ても、大概、人だかりで、近づいたり遠ざかったりして、じっくり見れるのってないですよね。昨日はそれが出来たんですよ。

で、この天文学者はやっぱり傑作だわと思いました。


全体としてみると、内容は、相変わらずのどんだけ入場者増やせるかだけの「フェルメール」を目玉にした有名「ルーブル美術館」の展覧会。

風俗画の主題で並べてあるので、時代も、製作地も作者もばらばらなので、なかなか見にくい。
ま、キャプション見ずに作品を見て、これは、どの時代のどの国の作品かを、少ない知識の中から推測して、当たってるかどうかみたいなことをすると、鑑賞力上がりそうだけど。


ま、とにかく、良作は、数点ですね。素人眼で見ると、すごいって思うのは。

で、日テレ、読売グループがルーブルと組んで、どんだけ入場者増やせるか、どんだけ儲けられるかを考えた展覧会ですね。
で、その作戦の一環として、団体客を全国から突っ込んできてる。

むかつくのは、こういう風に、秘密の夜間開館に持ってくるならまだいいんですが、通常の開館時間に団体客突っ込んでこられると、激混みになっちゃうんですよね。

で、もしかしたら、そういう団体客って、行列できてて、一般客、2時間待ちみたいな状態のところに、その行列すっとばしてぶち込んでくんじゃないんでしょねってことです。
そんなことしたら、どんだけ詰め込めるかだけですよね。で、一般客は、さらに待たんといかん。

20時まで開館するってんで、借りるつもり無かったですが、オーディオガイド、550円で借りましたけど、作品の横に書いてあることと重複する内容も多いし、レベルも低い。借りる意味はないですね。かといって、「駄作」もたくさん含んでる図録を買って、その解説読みながら見るほどのもんでもないかなって感じ。

押尾なんとかさんの展覧会向けのギターの曲ってはいってましたけど、何の意味あんの?無駄ですね。

いや、一素人美術好きの意見ですよ。


で、とにかく、一般美術好きへの貴重な情報は、こういう「秘密の夜間開館」が、今後もあるのか?あるならいつ?ってところ。
公式ホームページ見ても分かりませんね。

くまなく検索したわけでもないですが、定員に達したツアーの詳細スケジュールは見れないみたいで、いつあるのか良くわからん。

そもそも、20時までってのも、昨日だけで、19時までかもしれんし19時半までかもしれん。

だって、19-20時は、「客」、数人に監視員さん、警備員さん10~15人はいましたから、コスト考えたら、もっと早めに切り上げたほうがいいもんね。

とにかく、金儲けが見え見え、いや、資本主義なんだし、しょうがないですが、学芸員さんの美術愛が感じられれる展覧会がみたいですね。私は。

あ、ムリーリョの作品も、じっくり見ると、色んな見方できそうですよね。こっちもやっぱり傑作ですね。これが日本でみれるんだからまあーいいか。

で、文章力、構成力がないので、話があちこち行きましたが、

まだ、見ておられない方へお届けせんといかん情報は、今後も「秘密の夜間開館」があるのか?あるとすれば、それはいつなの?どうやってその情報を得るの?ってことです。

以下、たぶんですけど、

素朴に、今後いつあるの?って、電話とかで聞いても教えてくれんかもしれないですね。
でも、さすがに当日今日は何時までですか?って聞いたら教えてくれるのかも。分かりません。

団体ツアー旅行の方が情報流してくれれば分かるけど、無理そう。

ツイッターとかのネットの力で、情報共有化すりゃいいのかもしれんが、とにかく、私は、この展覧会、今日は1時間くらい見て、あと、1、2回見てと思ってましたけど、
予想外に、4時間も見れたので、もう満足ですね。

そういう意味でも、本来、何回も足運んでくれる美術オタクが、こんな情報得ちゃって、1回しか来ないと利益につながらんので、日テレ-読売は情報流さんでしょうね。


とにかく、この手の展覧会は、利益重視で、美術への愛が感じられん。個々の作品に罪はないが、パリのルーブルに、天文学者を見に行って、貸し出し中ってなると、やっぱ、罪だはな。

ルーブルも共犯だけど、日テレの「メセナ」でルーブルの改修にかなり金かけてもらってるようだし、貸し出しでどんだけ取ってるのか分からんが、断れんわな。

ま、これも、美術業界。


 


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コメント

http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/
こちらの京都市美術館のサイトのトップページに夜間案内は全て書いてありますよー。
開催前の9日に更新されてます。

投稿: | 2015年6月20日 (土曜日) 22時29分

筆者です。貴重なコメントありがとうございます。確かにありました。

しかし、これは、普通、分からんですよね。10日前って、これ、京都市美術館の職員が、やっつけで、書いてる感じですね。
なんで、この日、こんな遅くまで残業せないかんのみたいな「お知らせ」ですね。

9月19日(土)、20日(日)は、公式HPにも載ってるけど、他の4日は載ってないですし。

しかし、ツアーの予定で、まだ追加の可能性があるような気がします。これは、ほんとに勝手な推測。

まだ、見ておられない方は、京都市美術館のトップページは時々見ましよう。

とにかく、あと、3日が独り占めのチャンス。

2015.6.9
<お知らせ>
「ルーヴル美術館展」夜間開館
6月19日(金)、24日(水)、25日(木)、26日(金)、
9月19日(土)、20日(日)は20:00まで開館(入場は閉館30分前まで)

投稿: | 2015年6月20日 (土曜日) 23時09分

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